将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦、羽生善治九段(48)と佐々木大地五段(24)の対局が6月24日、午前10時から始まった。
 羽生九段は、王座のタイトルを過去に19連覇を含む24期保持したことがあり、通算タイトル99期の中でも最多。斎藤慎太郎王座(26)への挑戦権を獲得し、見事奪取となれば、王座25期に加え、通算タイトル100期の大記録を樹立することになる。
 対する佐々木五段は1回戦で藤井聡太七段(16)を破って、第一人者・羽生九段との対局に漕ぎ着けた若手成長株の一人。昨年度は46勝で将棋大賞の最多勝を受賞している。