将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月24日に行われ、羽生善治九段(48)と佐々木大地五段(24)が現在対局中だ。
 タイトル通算99期を誇る羽生九段は、王座のタイトルを過去24期保持。過去には19連覇も達成したことがある棋戦で、タイトル100期の大台達成に向けて、1回戦では近藤誠也六段(22)を退けた。
 対する佐々木五段は昨年度、全棋士最多の46勝を挙げた若手成長株の一人。1回戦では藤井聡太七段(16)に勝利し、羽生九段との初対局の機会を得た。対局はじっくりとした進行で、午後6時から40分間の夕食休憩も終了。両者の残り持ち時間は、合わせて3時間近くあり、まだまだ長い夜になりそうだ。