サービス産業生産性協議会は26日、「2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査」の結果を発表した。
約2万2000人を対象に、6業種(コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券)の75企業もしくはブランドについて、「品質」「価格」「満足度」など6つのカテゴリーを100点満点で評価した同調査。
そのコンビニエンスストア部門で、4年連続の1位に輝いたのが「セイコーマート」。セイコーマートは1971年、北海道に1号店を出店。北海道では最も多いコンビニ(北海道1100店、茨城・埼玉に約100店)で、店舗内で調理する「ホットシェフ」が人気を博している。大手が手を出さない過疎地にも出店するほか、24時間営業にこだわらない(24時間営業は全体の4分の1)、フランチャイズではなく直営店を重視する(約8割が直営)など、独特な経営方針をとっている。
セイコーマートいえば、去年9月に起こった北海道胆振東部地震の際の“神対応”がネットで話題になった。地震の影響で北海道全域が停電するなか、電気自動車からの電力供給で95%以上の店舗が営業を続け、レジも使えたことから物資販売を継続。さらに、多くの店舗にガス窯を設置していたことで、おにぎりなどをすぐに供給し食糧支援の要にもなった。
こうした「サステナブル(持続可能)」な経営方針が、利用者からも愛される要因になっているのかもしれない。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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