サービス産業生産性協議会は26日、「2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査」の結果を発表した。
 約2万2000人を対象に、6業種(コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券)の75企業もしくはブランドについて、「品質」「価格」「満足度」など6つのカテゴリーを100点満点で評価した同調査。
 そのコンビニエンスストア部門で、4年連続の1位に輝いたのが「セイコーマート」。セイコーマートは1971年、北海道に1号店を出店。北海道では最も多いコンビニ(北海道1100店、茨城・埼玉に約100店)で、店舗内で調理する「ホットシェフ」が人気を博している。大手が手を出さない過疎地にも出店するほか、24時間営業にこだわらない(24時間営業は全体の4分の1)、フランチャイズではなく直営店を重視する(約8割が直営)など、独特な経営方針をとっている。