「K-1にケンカ売りに来ました」
そんな言葉とともにK-1参戦を表明した不可思は、キック界で5つのベルトを巻いた強豪中の強豪だ。アウェーのほうが燃えるという不可思は“外敵”を自認し「1年以内にベルトを獲りたい」とも。
そんなギラつく不可思を6.30両国国技館大会で迎え撃ったのは佐々木大蔵。KRUSHでベルトを巻き、K-1 WORLD GP世界トーナメントでも準優勝している。戦前は睨み合いや舌戦にまったく応じることなく、マイペースを貫いていた。入場時にも笑顔を見せていた。