並々ならぬ気合いと愛の証か。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」7月5日放送回に出演したタレント・内山信二が、番組ルールなどお構いなしに予想を続け、周囲を唖然とさせた。
当番組は、ボートレース大好き芸能人と競馬・麻雀・パチンコなど各界の一流勝負師がプライドをかけてタイマン勝負。手持ちの1万Abemaポイントを番組指定の4レースでベットし、最終的にポイント数が上回ったものが勝利となる。このポイントはランキング化され、最終的に上位6位までにランクインしたプレイヤーは年末のグランプリ特番に参戦できる。
この日は内山とパチンコライター・しおねえが対決。内山は「朝起きたら、顔を洗う前にボート―レース情報を確認する」ほどのボートレース好きとのことで、番組開始からいつになく饒舌だった。まずは1レース目の桐生9R。内山は「桐生は風が吹くと有利だが、今日は風が吹いていない」と予想し、地元の4号艇・金児隆太選手を推した。ただ、買い目は金児選手を軸にはせず、2号艇と4号艇を頭に。結果は金児選手が1着で水上を駆け抜け、内山は肩を落とした。
「推してるのに何で買わないんだ! 金児選手はいいって言ったでしょ」。穴党を自負する内山は、いきなりの3連単万舟券を逃してヒートアップ。続く2レース目の住之江10Rは、1レース目以上に真顔で予想を始めた。「一発があるなら3号艇の荻原(知哉)選手。でも、1号艇の松村(敏)選手と5号艇の石川(真二)選手もうまい」「追い風だから差しが有利」。内山は悩み抜いた末に買い目をプレートに書いたところ、周囲は困惑の表情。それもそのハズ、2レース目は「2連単・三点シバリ」のルールが発動していたからだ。「だからスタジオが凄い変な空気になってたのね。もっと早く止めてよ!」。焦った内山は、急遽買い目を変更。しおねえから「驚きの顔が印象的でした」と突っ込まれ、「ボートレースだと人の話が入ってこない。自分のことだけになっちゃう」と頭を掻いた。
それでも、このレースを何だかんだで的中させるあたりはさすがのギャンブラー。「当たると嬉しいね」と笑顔を見せながらも、「これ、3連単でも当たってたからね」と往生際の悪い発言で周囲を笑わせた。
(C)AbemaTV