将棋の竜王戦決勝トーナメントで、木村一基九段(46)と佐藤天彦九段(31)が7月8日、午前10時から対局中だ。
 「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ木村九段は1組ランキング戦3位で本戦出場。名人3期の実績を持つ佐藤九段は「貴族」とも呼ばれ、2組ランキング戦優勝で本戦出場を果たした。両者の対局は過去に6回あり、3勝3敗の五分。本局の勝者は準決勝で永瀬拓矢叡王と鈴木大介九段の勝者と対戦する。
 対局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は佐藤九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。