プロ雀士・日向藍子(最高位戦)が7月9日、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のドラフト会議で、渋谷ABEMASから指名を受けて号泣した。昨年度は、試合を盛り上げるパブリックビューイングの会場で進行役を務めていたが、2019シーズンは選手として卓に向かうことになりそうだ。指名直後、号泣した日向は「涙が止まらない」と涙ながらに、喜びの言葉を口にした。
自分の名前が呼ばれた瞬間、一気に赤くなる顔を両手で覆い、涙した。2018シーズンは、リーグ自体を盛り上げる側に回っていたが、次シーズンは選手として戦うことを熱望していた。指名の感想を聞かれ「びっくりしました。本当にごめんなさい。涙が止まらないんです」と、また涙が溢れた。「どんどん人が呼ばれていく中で、残り枠も少なくなってきた中で、今年はもう厳しいのかなと思っていたので、まだ信じられない気持ちです」と、素直な心情を口にした。
渋谷ABEMASは昨期まで男性3人のチーム。無事契約となれば、多井隆晴(RMU)、白鳥翔(連盟)、松本吉弘(協会)の3人に加わることになる。「控え室がうるさくなりそうだなと思いました。本当に人気も力強さも麻雀も、全部揃っている方たちなので、そこに最高位戦がいなかったので、私が選んでもらえた。いろんな団体の特徴が揃っている賑やかな明るいチームだなと思いました」と笑顔も見せていた。
今後は7月末までに選手契約を結び、9月30日に開幕する2019シーズンへと備えることになる見込みだ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
(C)AbemaTV