「マイナビオールスターゲーム2019」(12日・東京ドーム、13日・阪神甲子園球場)の前夜祭が7月11日に六本木ヒルズアリーナで行われ、パ・リーグの監督を務める西武の辻発彦監督(60)と、セ・リーグの監督を務める広島の緒方孝市監督(50)が登場した。緒方監督は、新たに台頭してきたセ・リーグの若い力への期待を語った。
セ・リーグの陣容について、「若い選手が多い」と評した緒方監督。注目の選手として「阪神の近本選手、ヤクルトの村上選手何度も痛い目に遭った」とルーキーながらファン投票で選出された俊足の近本光司外野手(24)と、高卒2年目で長距離砲としての才能を開花させた村上宗隆内野手(19)の名前をあげた。
また、第1戦で先発を務める広島・大瀬良大地投手(28)については、自チームのエースということもあり「(パ・リーグの先発の)千賀投手ほどスピードは出ませんが、空振りをとれるストレート、縦方向の変化球がある」と細かく解説。「三振を狙って投げてほしい」とオールスターにふさわしいピッチングをするよう期待を込めた。
3年連続でオールスターの監督を務める緒方監督だが、昨年、一昨年とパ・リーグに4連敗中。それだけに勝負にかける思いは強いようで、「自分自身3回目の監督をさせていただくんですけど、まだ一度もセ・リーグが勝っていないので、明日はぜひ勝って、いい試合をしたいと思います」と意気込みを語っていた。
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