「古田さんと谷繁さん、どちらのキャッチングが良かった?」川上憲伸氏が“究極の難問”に答える
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 7月11日に六本木ヒルズアリーナで行われた「マイナビオールスターゲーム2019」(12日・東京ドーム、13日・阪神甲子園球場)の前夜祭に、野球解説者の前田智徳氏(48)、川上憲伸氏(44)、森本稀哲氏(38)が登場。川上氏はオールスターで初めてバッテリーを組んだ古田敦也氏(53)と、前中日監督の谷繁元信氏(48)のキャッチングについて語った。

 98年のオールスター第1戦で、ルーキーながら3イニングを無失点に抑えてMVPを獲得した川上氏。当時の川上氏の楽しみは、球界を代表する名捕手として鳴らしていた古田氏とバッテリーを組むことだったようで、「古田さんのキャッチングは、ボールかな、と思っても審判がストライクとコールする」とその技術を絶賛した。

 「初めてのオールスターで緊張しまくっていました」と振り返った川上氏。しかし2イニングを抑えてハイタッチをした後に、セ・リーグを率いていた野村克也監督(84)に「MVP取りに行くよ! もう1イニング行くよ!」と声をかけられたという。ここで野村監督のモノマネを披露した川上氏だが、同席した前田氏から「あんまり似てないですね」とツッコミを入れられ、会場は大きな笑い声に包まれていた。

 さらに前田氏は、川上氏に「古田さんのキャッチングと、谷繁さんのキャッチング。どちらが良かったですか?」と直球の質問を投げかけた。川上氏は「前田さん、これ究極に難しいです!」とタジタジになりながらも、「谷繁さんは横の動きがものすごく上手。ミットが動いていないように見えるんです。古田さんは体を使って、言葉は悪いですけど、低めの球をうまくごまかすような感じ」と球史に名を刻む名捕手2人のキャッチングの違いを解説した。

 また今年のオールスターの注目選手として、ベテランの阪神・藤川球児投手(38)の名前をあげた川上氏。“火の玉ストレート”による真っ向勝負で平成のオールスターを盛り上げてきた右腕について、「予告でストレートしか投げない、と。あれをもう一度見てみたいんですよ。同じピッチャーとしてすごく憧れました。甲子園であのパフォーマンスが見てみたいですよね」と伝説の再現に期待していた。

(C)AbemaTV

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