横綱・白鵬(宮城野)が、前頭三枚目・大栄翔(追手風)をはたき込みで下し、初日から土つかずの7連勝とした。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上からは「調子がいいと思って見ていません。仕切り線から下がって(戦って)いる。全部、自分の陣地内で取っている」と、成績よりも苦戦が続いていると、戦前に指摘していた。この日の取組でも、うるさい大栄翔の鋭い立ち合いに、張り差しを狙ったものの、すぐにいなすと、その後は突き放しとはたきの連続。最後もなんとかはたき込みで全勝をキープした。
取組後も花田は「やはり引いてばっかりいる。この後、上位との対戦になってどうなるか」と案じていた。
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