前頭十六枚目・照強(伊勢ヶ濱)が、前頭十三枚目・千代丸(九重)を押し出しで下し、幕内3場所目で初の勝ち越しを決めた。
幕内平均体重からは50キロ近く軽い116キロの照強は、193キロを誇る千代丸に対して、ひるまず立ち合いで頭からぶつかると、下から鋭く攻め、巨体が前掛かりになったところを、絶妙のいなし。土俵際で粘る千代丸をきっちりと押し出す正攻法で、念願の勝ち越しを決めた。
AbemaTVで解説を務めた元小結・旭道山は「下からちゃんと頭をつけて入って、その後いなした。自分の体を有効に使っている」と、相撲内容を評価していた。
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