将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメントが7月17日に行われ、佐々木大地五段(24)が谷川浩司九段(57)を95手で下した。
 2016年4月に四段昇段、プロ入りした佐々木五段は、昨年度46勝で最多勝を獲得、今年度も前日まで12勝7敗と好成績を収めていたが、本局では21歳2カ月の最年少名人記録などを持つ大先輩・谷川九段と相掛かりの出だしから対戦。谷川九段の攻撃をうまくしのぎ切ると、反撃で優勢を築き、そのまましっかりと勝ち切った。