将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月18日に行われ、鈴木大介九段(45)が佐藤慎一五段(36)に129手で勝利した。
 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
 先手の鈴木九段は、得意の振り飛車の一種、四間飛車を採用。固く守った佐藤玉を巧みに攻略し、中盤以降は握ったペースを手放さなかった。