将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝が7月18日に行われ、永瀬拓矢叡王(26)と佐藤天彦九段(31)の対局は、午後6時から40分間の夕食休憩を終え、夜戦に突入した。
 5月に初タイトルを取った永瀬叡王と、同じ5月に名人位を失い無冠となった佐藤九段の対局は、序盤から永瀬叡王が早い指し手を続け、持ち時間では夕食休憩時点で、1時間ほどリード。佐藤九段は、残り1時間を切った中で、どこまで読みきれるか。
 本局の持ち時間は各5時間で、先手は永瀬叡王。勝者は、挑戦者決定戦で先に勝ち上がっている豊島将之名人(29)と対戦する。現在のタイトル保持者は、斎藤慎太郎王座(26)。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。