<大相撲名古屋場所>◇十四日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ
横綱・鶴竜(井筒)と1敗で並ぶ白鵬(宮城野)が、前頭五枚目・琴奨菊(佐渡ケ嶽)に寄り切りで敗れて優勝争いから一歩後退した。
立ち合い左上手をとった白鵬だが、右を差してガブる琴奨菊の圧力を前に力なく後退すると、一気に寄り切られた。
AbemaTVで解説を務めていた元横綱の花田虎上は「琴奨菊は万全だった。こうなったら重たいので、持ち上げるほどの力は無いですね」と話した。
取組直後に館内を舞った無数の座布団は、土俵上を埋め尽くすほど。その光景を見た視聴者からは「危ない」「投げたらあかん」など、観客のマナーに対して苦言を呈するコメントが多数寄せられていた。
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