その結末は劇的だった。日本キックボクシング界の“神童”、その“因縁の相手”とされたムエタイの英雄は、神童の一撃によって額をカットし、骨を露出させるほどの負傷により無念のゴングを聞くことになった。
21日、エディオンアリーナ大阪で『Cygames presents RISE WORLD SERIES in OSAKA』が行われ、58キロ以下の世界トーナメントの準決勝において、RISE世界フェザー級王者の那須川天心(TARGET/Cygames)がスアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)に3R、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。