見かけることが少なくなった「2000円札」をめぐる騒動が話題となっている。
Twitterで先日話題になっていた「飲食店の会計で2000円札を出したら、『こんなバレバレな偽札使えると思ってるんですか!?』と言われた」という投稿。その後も「偽札ですよね!?」と罵られたそうで「万札出して帰った」のだという。
弁護士ドットコムニュースによると、本物かどうかをしっかり確認せずに公の場で客に向かって「偽札だ」と言うと、名誉毀損が成立するおそれがあるという。また、「法律上、『日本銀行券は、法貨として無制限に通用する』(日本銀行法46条2項)とされており、二千円札で支払った場合、相手はその受け取りを拒否することができない(強制通用力・罰則なし)」ということだ。