7月25日より順次放送中のアニメ「まちカドまぞく」の第3話に登場した独特なパンケーキは、原作者である伊藤いづも氏が実際に食べていたものだったことが明かされた。

 「まちカドまぞく」は、「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)にて連載中のコメディ漫画が原作。闇の力に突然目覚めた女子高生・吉田優子は、一族にかけられた呪いを解くため、魔法少女を倒すことになる。第3話「悪夢か吉夢か!? 闇のドアストッパーさん降臨」では、“シャミ子”こと優子の前に「余はおぬしの祖先‼ 闇の一族の始祖だ‼」と名乗る金髪の女の子が現れた。

 シャミ子が、冷やご飯と豆腐でかさましされたパンケーキを食べて、「不味くはないけど、もっちゃりしています」と悲しげな表情を浮かべるシーンもあった。シャミ子の貧乏暮らしが笑いを誘うシーンで、Twitter上でも視聴者から「パンケーキとはいったい」「それはパンケーキではなく『おやき』では?」とツッコミが入った。

 しかし、実はこのパンケーキは、原作者である伊藤いづも氏が実際に食べていたものだそう。「私の実家のホットケーキは小麦粉の半量くらい冷ご飯が入ってて、それが普通のホットケーキだと思ってたけど普通じゃなかった…(ごはんプレートと呼ばれていた)」と明かし、「ごはんプレートはごはん部分がカリカリしていて結構おいしいです」と続けてツイートした。ファンからは、「まさかの作者実体験」「あ、あれが普通だったんですか!?」「ごはんサンド的な・・・?!」と驚くリプライが寄せられている。

(C)伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会