日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第7節A卓が8月5日に行われ、藤崎智が+95.7の快勝で卓内トップを取った。
 普段は「麻雀忍者」の異名のとおり、巧みな打ち回しが特徴的な藤崎だが、今節は序盤から積極的な攻撃が冴え、大物手・かわし手が次々と炸裂。前節まで抱えていたマイナスポイントを完済しただけでなく、トータル順位でも暫定6位から一気に決定戦圏内の暫定3位まで浮上した。それでも「今日は特別な日として今日の大勝は忘れ、次節以降もしっかり足場を固めていきたいと思います」と油断する様子は見せなかった。