苦しい戦いが続くFC町田ゼルビアに、希望の光が差し込んできた――。躍進のシーズンとなった昨年の象徴ともいえる平戸太貴が、ゼルビアに復帰を果たしたのだ。
8月1日、ゼルビアの公式HP上に掲載された「平戸太貴選手 加入のお知らせ」。ファンやサポーターにとっては驚きとともに、昨シーズンの躍進を支えたゲームメーカーの復帰に心躍らせたことだろう。
鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格したのが2016年。プロ初出場も記録したが、分厚い選手層の前に出場機会を得られず、2017年にゼルビアへと期限付き移籍で加入した。すると相馬直樹監督の下、その才能が開花し、初年度はJ2リーグ戦26試合で3ゴールをマークする活躍を見せた。