京急将棋まつりが8月16日に行われ、永瀬拓矢叡王(26)が佐々木勇気七段(25)との記念対局に115手で勝利した。
 京急将棋まつりは毎年恒例のイベントで、今年で21回目となる。午前中からプロ棋士、女流棋士による対局、トークイベント、さらには指導対局が行われている。
 今年5月に初タイトルとなる叡王位を獲得、現在も斎藤慎太郎王座(26)への挑戦権を獲得し波に乗る永瀬叡王は、同世代の実力者・佐々木七段と持ち時間15分の早指し戦で熱戦を展開。勝利後には、「佐々木さんとは縁があったんですけど、席上対局は今回初めて。昨日の夜から練りに練って、作戦はうまくいかなかったんですが、これどこか公式戦や、みなさまの目に見える場所で発揮できればと思っております」とコメントした。