将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月16日に行われ、三枚堂達也六段(26)が 近藤誠也六段(23)に121手で勝利した。
 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
 三枚堂六段は過去の対戦成績で6勝1敗と相性がいい近藤六段に対して、角換わりの出だしから徐々に優位に立つと、近藤六段の攻撃に対し冷静な受けを披露。間違えれば危うくなる場面でもミスすることなく、しっかりと勝ち切った。これで三枚堂六段は次局に勝利すれば、二次予選進出が決まる。