8月16日の「ONE: DREAMS OF GOLD」。7カ月ぶりにONE Championshipに復帰した日本の朴光哲は、タン・リー(アメリカ)に1R・1分28秒KOで敗れた。
 対戦相手のタン・リー(アメリカ)は、ベトナム系アメリカ人でテコンドーの一族の出身。UFCの登竜門TUFやLFAなどで結果を残し、北米のトップ予備軍から、自らのルーツであるアジアへ進出するという新たな出世コースを選択したファイターの一人だ。33歳と経験値を重ね脂の乗り切った今、MMAファイターとしての名声を心から欲してONEに乗り込んできた。その一方、2連敗中で試合からも遠ざかっていた朴にとっては強豪との下馬評も高いリーに勝利することで、フェザー級での地位を確立し、タイトル戦線に復帰すべく臨んだ一戦だった。