将棋の王位戦七番勝負第4局が8月20日、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で午前9時から行われている。豊島将之王位（名人、29）が勝てば3勝目で初防衛に王手、木村一基九段（46）が勝てば自身初タイトルに向けて、2勝2敗のタイになる。
過去タイトル3期の実績がある豊島王位だが、いずれも奪取でまだ防衛はなし。棋聖位は渡辺明三冠（35）に奪われたため、防衛を目指す番勝負は、今回が2度目となる。木村九段は、今回でタイトル挑戦が7回目。過去、何度も奪取に王手をかけたこともあり、今回は悲願達成と、史上最年長でのタイトル初獲得を目指している。
戦型は相掛かりの出だしに。午後0時30分からの食事休憩では、両者ともうなぎ重膳を注文した。持ち時間では早くも豊島王位が、1時間近くリードを奪っている。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は木村九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之王位 うなぎ重膳 木村一基九段 うなぎ重膳
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之王位 6時間57分（消費1時間3分） 木村一基九段 5時間59分（消費2時間1分）
（C）AbemaTV
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