先が見えない不安の中、腐らなかったのは「両親や奥さん、身の回りの人たちが応援してくれた」からだった。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」8月23日生放送回で特集されたボートレーサー・西野雄貴は、リハビリ時の心境と今後の展望を熱く語った。
 大学卒業後、地元に戻った西野はボートレース鳴門でレースを生観戦。真剣勝負の世界に憧れを抱き、社会人を辞めてボートレーサーの道へ進んだ。デビューは114期生で最も早い、2014年5月。6走目で初勝利、2年目には初優勝を飾って地元のGI出場も決めたが、これからというタイミングで悪夢は起きた。2017年2月、ボートレース多摩川。1周目第1ターンマークで事故を起こした西野は、左腕の神経を切断する大怪我を負ってしまった。