「RTDトーナメント2019」ファイナル(決勝)1・2回戦(全6回戦)が8月25日午後9時から放送される。
対局者は勝又健志、佐々木寿人、内川幸太郎、藤崎智と4人とも日本プロ麻雀連盟の所属選手。そして奇しくも、初代Mリーガーの勝又・佐々木と、新Mリーガーの内川・藤崎という対決となった。
1回戦で解説を担当するのは、石橋伸洋(最高位戦)と朝倉ゆかり(協会)。石橋は「比較的攻撃的なメンツが揃った。佐々木寿人さんは攻撃的な打ち手の代名詞。勝又さんも読みを入れて攻撃するし、内川さんも最近、攻めが強くなっている。それに対して、対応的な打ち方をする藤崎さんがどこで踏み込んでいくか。3人攻撃が強い打ち手が揃うと、自分が攻めるタイミングが難しくなるので、藤崎さんがどこで攻めていくのかがポイントになる」と見ている。
決勝は全6試合。Mリーグルール同様、赤牌ありでトップに+50ポイントが加算される。「ポイントを先に持った方が、選択肢が増える。いかにいい位置で、かつどこからでもトップを狙える位置にいるのかということが大事になってくる」と朝倉はスタートダッシュを決める選手が有利と注視している。
RTDトーナメント2019ファイナル。誰が勝っても初優勝となる全6戦が開幕する。【福山純生(雀聖アワー)】
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
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