9月16日に開催されるRISE・幕張メッセ大会では、那須川天心が登場する世界トーナメント決勝以外にも注目カードが数多く組まれている。
 その一つが、鈴木真彦vs田丸辰の一戦。鈴木はRISEのバンタム級(55kg)チャンピオンで、田丸はスーパーフライ級(53kg)のベルトを持つ。この王者対決は、発表されると格闘技ファンの間で大反響を呼んだ。
 このチャンピオン同士の闘いという意味でも興味深いが、鈴木vs田丸にはそれ以上のテーマもある。RISEの伊藤隆代表の言葉を借りれば、この2人は「天心世代」。1998年生まれの那須川に対し、鈴木は97年生まれで那須川と同世代。田丸は16歳とさらに年下の新世代だ。