第29回U-18ベースボールワールドカップ（韓国・機張）で、グループBの日本代表は8月31日、第2戦で南アフリカと対戦。投手としてドラフト1位候補にあげられる創志学園の西純矢が、4回にチーム第1号となる3ランホームランを放った。
西は150キロを超える直球を誇る本格派右腕。日本代表のチームメイトである佐々木朗希（大船渡）や奥川恭伸（星稜）とともに、投手として各球団のドラフト1位候補にあげられる存在だが、この日は打撃力を買われて7番・指名打者として出場した。
初回の第1打席ではセンターフライ、3回の第2打席ではレフトへの犠牲フライと、長打の予感を漂わせていた西。すると2死一、三塁のチャンスで迎えた4回の第3打席で、直球を完璧にとらえてレフト超えにチーム第1号となる3ランホームランを叩き込んだ。
指名打者としての起用に応える西の見事なバッティングに、視聴者は大興奮。一般的に金属バットよりも飛距離が落ちるとされる木製バットをものともしないパワーに、「西二刀流だ」「素晴らしい」「木のバットでホームラン来たー」「西の打撃本当に凄い」といった絶賛のコメントが殺到した。
西は5回の第4打席でもレフトに鋭い2点タイムリーヒットを放つと、6回にはこの日2本目の2号2ランで計8打点。コメント欄には「西くん最高」「木製への対応が凄い」「スラッガー西」といった賛辞が続々と寄せられていた。
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