将棋の王座戦五番勝負第1局が9月2日、神奈川県秦野市「陣屋」で午前9時から行われている。斎藤慎太郎王座(26)と永瀬拓矢叡王(26)による戦いは、永瀬叡王の先手で始まったが、千日手で指し直しに。午後3時38分から、先手・後手を入れ替えての指し直し局が行われている。
 同タイトルでは19年ぶりとなる、20代同士の五番勝負は、第1局からお互いが譲らない展開に。角換わりの出だしから中盤に入ったところで、同一局面が4回出たことで、千日手が成立した。指し直し局から午後5時30分までの夕食休憩までは2時間ほどで、午後6時から再開した後に、いよいよ本格的な戦いが始まると見られる。