9月6日、「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(韓国・機張)のスーパーラウンドの第2戦で、日本代表が開催国の韓国と対戦。この大事な一戦で最速163キロを誇る佐々木朗希(大船渡)が先発を任されるも、1回で緊急降板した。
右手中指にできた血マメの影響でここまで登板を回避してきた佐々木は、この日の韓国戦が大会初登板。8月26日の大学日本代表との壮行試合以来の復活登板が、世界一に向けて絶対に落とせない日韓戦のマウンドとなった。
初回、最速153キロの快速球を披露していた佐々木だったが、2つのアウトをとって韓国の4番打者のチャン・ジェヨンを迎えたところで、日本代表の永田監督がマウンドへ。血マメの症状が再発してしまった模様で、しきりに右手を気にする佐々木。チャンを三振に仕留めて1回を無失点に抑えるも、2回からはライトからスライドする形で西純矢(創志学園)がマウンドに上がることになった。