将棋の順位戦A級2回戦が9月13日に行われ、佐藤康光九段(49)と木村一基九段(46)が午前10時から対局中だ。
 両者とも40代後半に入りながら順位戦A級だけでなく、竜王戦でも1組で活躍するトップ棋士。特徴ある棋風や、解説・イベントでのトークなどからファンも多い。佐藤九段は「緻密流」と呼ばれる読みの深さと、独創的な序盤作戦が特徴だ。木村九段は「千駄ヶ谷の受け師」と呼ばれ、多種多彩な受けで相手の攻めを絶やす将棋が多い。長手数になることが多いことでも知られている。過去21回の対戦があり、佐藤九段の13勝8敗。本局は角交換の出だしから、佐藤九段が飛車を振って進行している。