<大相撲秋場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館
前頭十四枚目・剣翔(追手風)が、前頭十七枚目・貴源治(千賀ノ浦)に寄り切りで3敗目(6勝)を喫した。
前日までに2敗を守り、優勝争いの可能性も残していた剣翔だが、この日の一番ではまさかの事態が待っていた。時間いっぱいになり、力強く立ち合ったかに見えたが、ぶつかった直後に剣翔は、土俵中央で棒立ちに。どうやら立ち合い不成立(待った)と判断したようだが、行司や勝負審判から声がかかることはなく、そのまま貴源治の攻めをまともに受けてしまった。土俵際では粘ったものの、立ち合い直後の劣勢を跳ね返せず、そのまま土俵を割った。
一瞬、何が起きたかわからないといった様子に、館内からもどよめきが起こると、AbemaTVで解説を務めた元関脇・寺尾の錣山親方は「自分で勝手にやめちゃいましたね。剣翔が勝手に判断してしまいました。だから、立ち合いは大事なんですよ」と指摘していた。また視聴者からも「成立してんの?」「なんじゃこれ」と、戸惑いの声が聞かれていた。
(C)AbemaTV
▶【映像】え、待ったじゃないの?剣翔が棒立ちに
▶AbemaTV大相撲ダイジェスト 9日目
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