相撲界には、個性豊かな四股名が多数あるが、実況をするアナウンサー泣かせという意味では、若隆景(わかたかかげ)が横綱級かもしれない。
親子3代の力士として知られる若隆景は、現在十両三枚目。悲願の幕内まであと一歩のところまで来ているが、9月16日の九日目には、幕内で取組に臨んだ。ベテラン豊ノ島を破り、3勝6敗と終盤に向けてこれ以上黒星を増やしたくないところ、力強い相撲で踏みとどまった。
相撲内容以上に注目を浴びたのが、その四股名の読みにくさだ。この日中継していたAbemaTVで岸根正朋アナウンサーは、若隆景の取組について、慎重に「わかたかかげ」と繰り返した。これには解説を務めていた元関脇・寺尾の錣山親方が「言いにくいですよね」とポツリ。すると岸根アナウンサーも「だいぶ練習したんですが…」と漏らすと、錣山親方は「だいぶ噛んでましたね」と追撃していた。
漢字で見る分には「若隆景」は決して難読、というわけではないが、声に出して読んで見ると、これが早口言葉レベルの難しさ。視聴者からもコメント欄に「わかたか」「わたたか」「わかかた」と、読み間違いのパターンが数多く寄せられた。さらには「わかた・かかげ」と区切るようにした方が読みやすい、といったアドバイスまで寄せられていた。
(C)AbemaTV
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