16日、幕張メッセイベントホールで行われた『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』の58キロ以下級トーナメント決勝で、那須川天心が3Rフルラウンドの末に志朗を3-0の判定で下し、世界No.1に輝いた。
 その後のマイクパフォーマンスは、大きな話題を呼んだ。互いを強烈に意識しながら、交わらなかった、交わることができなかった二人。
 那須川は「時間は止まっていないし、自分にもやりたい未来はたくさんある。俺は逃げも隠れもしない。俺は待ってます」と、改めて思いを込めて、あえて武尊を名指しで語りかけた。さらに武尊が所属するK-1に対しても「武尊選手に言いたい。ファンの声を聞いて、世界一を決めるのが興行なんじゃないんですか。SNSに書き込むのではなく僕の所に正式にオファーを下さい」と。そんな那須川の発言に対して、会場のファンからは「天心頼むぞ」の声が飛んだ。