<大相撲秋場所>◇十三日目◇20日◇東京・両国国技館
小結の遠藤(追手風)が、前頭七枚目の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)を上手投げで下して、8勝目(5敗)を挙げて勝ち越しを決めた。
この日、遠藤は対戦成績では4勝7敗と負け越している苦手な琴奨菊が相手。取組は琴奨菊が得意のがぶり寄りで攻めて遠藤が残すという展開に。最後は遠藤が土俵際で琴奨菊を豪快に投げて土俵に転がした。
AbemaTVで解説を務めた元幕内・北桜の式秀親方は「遠藤は右(上手)を取ると強い」と勝因を分析したが、「がぶり寄ったときの琴奨菊のまわしがもう少し低かったら、一気に勝っていたかも」と紙一重の勝負であったことも強調した。
この熱戦に国技館は大歓声に包まれ、コメント欄には「鬼気迫る相撲」「見応えたっぷり!!」「すげぇものみた」と、両者の熱戦を称えるコメントが相次いだ。
(C)AbemaTV
▶【中継映像】遠藤が豪快な投げで勝ち越しを決める
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