“戦闘民族”和久津晶「私は熟女の星になる」目立ってこそのプロ意識/麻雀・Mリーグ
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 「もっと奇抜にしたかったんですよね」とまるでレディー・ガガの如くカラフルな毛糸を編み込んだブレイズヘアで登場した和久津晶(連盟)は、所属団体の最高峰リーグで戦う唯一の女流プロ雀士だ。「元々全然違う職業をしていて、歌、ダンス、ショーといったスポットライトを浴びるのが好きなんですよ」と、30歳になった頃に麻雀プロになった。

 「入ったからにはてっぺん獲らなきゃ意味がない。それで何でいこうかなと思った時に、(麻雀界には)ギャルがいない。だったらギャル色を強く出していこう」とデビュー当時から自己プロデュースを徹底してきた。

 2年目を迎えるMリーグの視聴率アップ、そして麻雀人口を増やすためには、何が求められているのか。和久津は自分なりに分析し、ひとつの答えを出していた。「この子可愛いとか格好いいでもいいんですよ。『押せ!』と思った時に押してくれるとか、すごい単純なことでいい。そういったものをどんどん出していけば、麻雀がわからなくても、見てくれる人が増える」とファンが応援したくなる何かしらの要素を持つ魅力ある選手であることが大事と捉えていた。

 「既存の麻雀ファンを熱中させる役目の人はいっぱいいる。私はそこよりもこういう派手な見た目でも麻雀プロになれるんだみたいな感じで麻雀のライト層を増やすことが役割」と、ライト層をどんどん増やして、ディープ層に育てていくことが理想と考えている。

 和久津には、試合前日に必ず行うルーティンがある。「やっぱり体が格好よくないとどんなおしゃれな服を着てもダサいんです」と体幹トレーニングを1時間半行い、体脂肪率は11%を誇る。

 トレードマークでもある日焼けにもこだわりがある。「日焼けすると2日ぐらいは熱がこもるんです。熱がこもると体に負担がかかるので、試合の前日は日焼けサロンに行きません。今日みたいなPV撮影の前日には日焼けサロンに絶対行きます。自分をセールスする大事な日だから、日焼けとか、髪の毛を染めたり、まつ毛つけたりといった衣装の詰めをするために、必ず1日スケジュールを空けて準備しています。準備が間に合わなくて髪の毛の根元が黒かったみたいなのは、人前に出るプロとして失格だと思っているんで。前の日に寝てないというのも、肌の調子に影響が出るんですよね(笑)」と麻雀プロであると同時に“人に見られるプロ”でありたいというのが和久津イズムだ。

 和久津は1978年生まれの41歳。歌手の浜崎あゆみやDA PUNPのISSAと同年齢となる。「私はもう“熟女の星”として、今から麻雀プロになろうとしている女性や若い人や私の同世代の人たちの指針でなければならない。それが一番のプレッシャーまでありますね」と白い歯を見せる。

 Mリーグ初参戦において掲げたテーマは“戦闘民族”。「ミニスカートで見事な生足を出そうと思ったんですけど(笑)。露出は禁止されているから肌は腕しか出せないので、腕を鍛えたろうかなって感じです」と9月30日に迎える開幕戦に備え、さらに肉体を磨きあげる。

 人に見られてなんぼ、目立ってなんぼ。究極のプロ意識を持つ“戦闘民族”が“熟女の星”として光り輝くために、Mリーグに殴り込みをかける。【福山純生(雀聖アワー)】

◆和久津晶(わくつ・あきら) 1978年2月17日 東京都出身、O型。日本プロ麻雀連盟所属。第9・12期プロクイーン。第16回天空麻雀他。

◆Mリーグ 2018年に発足。同年10月から7チームによるリーグ戦を行い、初代王者の赤坂ドリブンズが優勝賞金5000万円を獲得した。2019シーズンから新たにKADOKAWAサクラナイツが加入し、全8チームによるリーグ戦に。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合を行う。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(C)AbemaTV

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