遺伝子を操作し、「ゲノム編集」をした食品を知っているだろうか。例えば、筋肉量を増やし肉厚にした「マッスルマダイ」などだが、この「ゲノム編集食品」の届け出制度が10月1日から始まる。
 厚生労働省に事前に相談し、ゲノム編集と判断された場合には届け出をすることになる。しかし、この届け出は任意で、ゲノム編集食品を示す食品表示も義務ではない。現時点では、ゲノム編集と従来の品種改良を科学的に判別するのは難しいことが理由だという。