夜戦に入り一気に戦いが激化　藤井猛九段対橋本崇載八段／将棋・順位戦B級2組

　将棋の順位戦B級2組の5回戦が10月2日に行われ、藤井猛九段（49）と橋本崇載八段（36）が対局中だ。午後6時から40分間の食事休憩を終えて夜戦に入ると、戦いは一気に激化した。

　藤井九段の先手番から始まった対局は、振り飛車巧者の藤井九段がまず四間飛車を採用したが、続いて向かい飛車に。さらには中飛車へと移行するなど、“らしさ”十分の変幻自在ぶりを見せている。夕食休憩までは、ほぼ同じペースで時間を消費した。

　藤井九段は、1991年4月に四段昇段。タイトルは竜王を3期務めたほか、棋戦優勝も8回。対局の解説としても、特徴あるトークで人気を誇っている。竜王戦は2組（1組以上：16期）。橋本八段は、2001年4月に四段昇段。タイトル、棋戦優勝の経験はないが、上位クラスの常連棋士だ。また、藤井九段同様、トークでもファンを楽しませることで知られている。過去の両者の対戦は、橋本八段の4勝3敗

　持ち時間は各6時間。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。

【夕食の注文】

藤井猛九段　鶏せいろそば　橋本崇載八段　冷やしきつねうどん（大盛り）餅入り

【夕食休憩時点での残り持ち時間】

藤井猛九段　1時間22分（消費3時間38分）　橋本崇載八段　1時間19分（消費3時間41分）

（AbemaTV／将棋チャンネルより）