(逆転一本勝ちを収め夫・鈴木隼人の下に駆け寄る鈴木祐子©MMAPLNAET)
10月5日、ベルサール渋谷ガーデンで開催されたONEウォリアーシリーズで、鈴木祐子は負けられない理由、勝って実現させたい夢と共にリングに上がりエディラー・ヨハニーと対戦した。
昨年7月に彼女の生涯の伴侶となった鈴木隼人もMMAファイターで、既にONE本戦で契約しているストロー級トップコンテンダーだ。その隼人は今年の1月にONE世界ストロー級王者ジョシュア・パシオに挑戦することが決まっていたが、世界戦へ向けてのドクターの診断で小脳嚢胞が見つかりONEのレギュレーションに抵触、王座挑戦が幻に終わった。ラグビーやボクシングではストップがかかるケースがあっても、多くのケースにおいて治療の必要がなく、国内のMMAは出場可能という症状だ。ONEもある程度の大きさまで、小脳嚢胞が確認されても試合に出ることは許されている。その大きさの上限が、他より厳しいことで隼人は今もONEで試合ができていない。