将棋の竜王戦七番勝負の第1局が10月11日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で、午前9時から行われている。初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)と、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)、どちらが先勝するか注目の一局だ。出だしは流行の角換わり腰掛け銀となった。
広瀬竜王は、2005年4月に四段昇段。タイトルは2期で、そのうち1期が昨年、羽生善治九段(49)からフルセットに末に奪取した竜王位だ。棋戦優勝は、新人王戦の1回。順位戦はA級だ。
豊島名人は、2007年4月に四段昇段。タイトルは通算3期で、全てが挑戦による奪取。一時、名人・王位・棋聖と三冠保持者にもなった。昨年度は、初の最優秀棋士賞にも輝いた。
両者の対戦成績は広瀬竜王が8勝7敗とわずかにリード。直近の対局は、王将戦挑戦者決定リーグ戦で、この時は広瀬竜王が勝っている。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、振り駒の結果、先手は豊島名人。第2局以降は、先手・後手が交互に入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒で決める。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
広瀬章人竜王 鶏照り焼き重 豊島将之名人 国産牛の網焼きステーキ重・温野菜添え
【昼食休憩時の残り持ち時間】
広瀬章人竜王 6時間55分(消費1時間5分) 豊島将之名人 6時間12分(消費1時間44分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)