10月17日(木)、いよいよファン注目の『プロ野球ドラフト会議2019』が行われる。注目は4月に行われた高校日本代表候補合宿の際に163キロをマークして脚光を浴びた岩手県立大船渡高校の右腕・佐々木朗希(ろうき)投手。「2019 WBSC U-18ワールドカップ」では、右手中指にできたマメの影響もあり登板機会が1試合1イニングにとどまり、その雄姿を見ることができず一部ファンからは落胆の声も聞かれたが、前評判の高さに変わりはない。
AbemaTVでは、運命のドラフト会議を前にプロ野球ファン100人に「好きな球団に欲しい選手」と題したアンケートを実施。その結果、佐々木投手を抑えて1位に輝いたのは、「2019 WBSC U-18ワールドカップ」で先発投手のベストナインに選出された奥川恭伸投手(星稜高)だった。
全体の35.5%の得票を得た奥川投手に続き、2位に選ばれたのが17.1%の佐々木投手。3位に続いたのは、最速155キロの速球を武器に「大学NO.1投手」と評価される右の本格派である明治大学の森下暢仁投手(11.2%)だった。
なお元千葉ロッテマリーンズ選手で、WBC元日本代表としても活躍した野球解説者の里崎智也氏は、1位と2位にランクインした注目の高校生投手について「何球団が指名するかは未知数だが、競合はあっても3~4球団。高卒一年目で新人王を獲れるほど活躍する投手はほぼいない。両投手とも慌てずプロになれることが大事」との見解を示している。
その他、プロ野球ファン100人が選んだ「好きな球団に欲しい選手」の上位十名は以下の通り。なおAbemaTVでは17日16時30分より『Abemaドラフト速報2019』と題してドラフト会議の模様を生中継する。アンケートは放送まで実施されており、放送はアンケート結果やプロ野球ファンから寄せられる声(質問)に里崎氏が答える斬新なスタイルでお届け予定。質問はツィッターの公式ハッシュタグ「#アベマでドラフトを語ろう」で受け付ける。
「好きな球団に欲しい選手」
1位 奥川恭伸投手(星稜高) 35.5%
2位 佐々木朗希投手(大船渡高) 17.1%
3位 森下暢仁投手(明治大) 11.2%
4位 石川昂弥内野手(東邦高) 9.2%
5位 西純矢投手(創志学園高) 3.9%
6位 海野隆司捕手(東海大) 3.9%
7位 津森宥紀投手(東北福祉大) 2.6%
8位 森敬斗内野手(桐蔭学園高) 2.6%
9位 佐藤都志也捕手(東洋大) 2.0%
10位 宮城大弥投手(興南高) 2.0%
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