将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝が10月26日に行われ、渡辺明JT杯覇者(三冠、35)が三浦弘行九段(45)に69手で勝利し、連覇に王手をかけた。
JT プロ公式戦は、前年優勝者、タイトルホルダー、前年度の賞金ランキング上位者など、選ばれし12人で争われる。いわば棋界の“トップ12”が集うトーナメント戦だ。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、数ある公式戦の中でも超早指し棋戦として知られている。
先手の渡辺JT杯覇者は、相掛かりの出だしから短手数で激しい戦いに。一手一手が濃い展開の中、徐々に優勢を築き、勝利を収めた。決勝では広瀬章人竜王(32)と対戦する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)