
麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」を決める、最高位決定戦の第4節が10月27日に行われ、現最高位の近藤誠一が+82.2の卓内トップを取った。前節まで首位を快走していた坂本大志が大きく沈んだため、最終節を激しい競り合いの状態で迎えることになった。
第3節までに坂本が2位に200ポイント以上の差をつけ独走態勢に入ったかと思われたが、これを猛追したのが現最高位・近藤だった。今節の1回戦で6万点超のトップを取りつつ、坂本をラスに沈めると、これだけでポイント差を110ポイント以上縮めることに成功。その後も3着、2着、2着とまとめ、4戦で3ラスを引いた坂本との差は、26.6ポイントまで詰まった。「今日は出来すぎでしたね。最終日も精一杯戦います、どういう結末になるか皆さんに是非見届けていただきたいと思っています」と、逆転での防衛、さらには永世最高位に向けて、力強く語っていた。
【試合結果】
1位 近藤誠一 +82.2
2位 村上淳 +37.4
3位 醍醐大 ▲8.2
4位 坂本大志 ▲111.4
【第4節終了時点での成績】
1位 坂本大志 +77.9
2位 近藤誠一 +51.3
3位 村上淳 +7.2
4位 醍醐大 ▲136.4
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。Aリーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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