最優秀新人賞獲得のボートレーサー山田祐也「自分を信じて」上のレベルを目指す
【映像】ABEMAでみる

 工業高校を卒業後、「特にやりたいこともなく、工業系の職業しかなかった」と自動車部品工場で働いていた山田祐也がボートレースに興味を示したのは、CMがきっかけだった。「身長、体重が(自分に)当てはまる」とボートレーサー養成所への入所を決断した。

 AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」11月8日放送回で特集された山田祐也。デビューは2013年5月ボートレース鳴門で、1カ月後には早くも初勝利を挙げた。その後も着実に成績を伸ばすと、デビューから3年8カ月後、ボートレース平和島で待望の初優勝。目標だった最優秀新人賞も獲得した。自信を付けた山田は、その流れでSG「ボートレースメモリアル」出場。「このキャリアで出られるなんて思っていなかった」「引け目を感じていた。空気に飲まれていた」と語るも、そのプレッシャーを跳ねのけて3日目にはSG初勝利を達成した。

 ただ、そんな大舞台で「欠如しているものが明確になった」のも事実。「メンタルと調整のスキルが全然違う」と実力差を痛感すると、追い打ちをかけるように2018年1月、まさかのA2降格。「記念レースで活躍する」という目標の足元にも及ばない自分に苛立つ日々が続いた。

 厳しい現実を受け入れた山田は、自分を見つめ直してひたすら鍛錬。再度A1へ昇格すると、2度目のSG出場を果たした。「(1回目のSGは)少し浮ついていたが、2回目は落ち着いて行けたと思う」。そう語った山田だったが、いまだ納得のいく成績は残せていない。

 今後の目標は「グレードレースで活躍できる選手になりたい」。無難なプロペラの形で走るスタイルが多かったが、「いろいろなプロペラに挑戦して感じたことを吸収できれば、もっと活躍できる」と意識を改革。「上のレベルで戦っている人は信念を貫いている」と、成績に左右されるネガティブさの克服も誓ったボート界屈指のイケメンレーサー・山田は、「自分を信じて」さらなる高みを目指す。

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

▶映像:ボートレーサー山田祐也「自分を信じて」さらに高みへ

イケメンボートレーサー・山田裕也
イケメンボートレーサー・山田裕也