工業高校を卒業後、「特にやりたいこともなく、工業系の職業しかなかった」と自動車部品工場で働いていた山田祐也がボートレースに興味を示したのは、CMがきっかけだった。「身長、体重が(自分に)当てはまる」とボートレーサー養成所への入所を決断した。
AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」11月8日放送回で特集された山田祐也。デビューは2013年5月ボートレース鳴門で、1カ月後には早くも初勝利を挙げた。その後も着実に成績を伸ばすと、デビューから3年8カ月後、ボートレース平和島で待望の初優勝。目標だった最優秀新人賞も獲得した。自信を付けた山田は、その流れでSG「ボートレースメモリアル」出場。「このキャリアで出られるなんて思っていなかった」「引け目を感じていた。空気に飲まれていた」と語るも、そのプレッシャーを跳ねのけて3日目にはSG初勝利を達成した。