将棋の竜王戦七番勝負第3局が11月9日、兵庫県神戸市の神戸ポートピアホテルで午前9時から行われ、初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)と、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)が、現在対局中だ。
両者の対局は今回で18回目。過去の成績は豊島名人の9勝8敗とほぼ互角だが、同シリーズでは豊島名人が開幕から2連勝。本局を制すれば、一気に初の竜王位獲得とともに、史上4人目の「竜王・名人」に王手をかける。広瀬竜王は豊島名人に連敗を喫して以来、トップ棋士相手に5連勝と調子を上げている。
なお、七番勝負のタイトル戦で、一方が3連敗し、そこから4連勝でタイトルを獲得した例は、わずか2度だけ。まだ3局目ながら、シリーズの今後を大きく左右する一局だ。
持ち時間は各8時間の2日制。先手は豊島名人で、出だしは角換わり腰掛け銀から進行している。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
広瀬章人竜王 神戸牛もも肉のステーキ重 ぼっかけと温玉のせ 豊島将之名人 特上にぎり
【昼食休憩時の残り持ち時間】
広瀬章人竜王 5時間48分(消費2時間12分) 豊島将之名人 7時間13分(消費47分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)