将棋の竜王戦七番勝負第3局・2日目が11月10日、兵庫県神戸市の神戸ポートピアホテルで行われている。初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)と、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)による同シリーズは、豊島名人が2連勝中だ。
広瀬竜王は2005年4月に四段昇段。タイトルは現在保持する竜王、2010年度に獲得した王位の2期、棋戦優勝は新人王戦で1回の実績がある。豊島名人は2007年4月に四段昇段。2018年度に棋聖、王位と相次いで獲得し、2019年度に入り名人も獲得。一時、三冠を保持した。棋戦優勝は2回の経験がある。
両者の対戦は過去17回あり、豊島名人の9勝8敗とほぼ互角。直近の10局は5勝5敗の五分だ。本局は角換わり腰掛け銀から始まり、1日目の封じ手直前には両者とも長考を重ねる局面もあった。2日目の昼食休憩時点で、持ち時間は豊島名人が1時間近くリード。豊島名人の攻めに対して、広瀬竜王が受けきれるかが焦点だ。
持ち時間は各8時間の2日制。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
広瀬章人竜王 うな重膳 豊島将之名人 神戸ポークの“勝(カツ)”カレー・野菜サラダ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
広瀬章人竜王 2時間11分(消費5時間49分) 豊島将之名人 3時間6分(消費4時間54分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)