“桜の王子”内川幸太郎、サクラブレード4連斬 終盤一気の逆転勝利/麻雀・Mリーグ
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 信じた手順が、勝利へと続くサクラロードだった。大和証券Mリーグ2019、11月10日2回戦で、内川が6万点超のトップで今期3勝目、個人スコアもプラスとした。序盤、慎重に打ち進め、勝負の後半で一気に加点。鮮やかな勝利でファンを沸かせた。

 この日の対局者は起親から赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)、内川、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の並びでスタート。

 序盤は鈴木、和久津が先行。攻めっ気が強い2人に対して内川は慎重に、かつ高打点を狙える手組で対抗した。1万点代に沈んでも慌てず、自らのフォームは崩さない。雌伏して時を待つ者には、いずれ好機は訪れる。3着目で迎えた南3局、ようやく見せ場が待っていた。2着目鈴木から7700点(+300点)をアガると続く2本場にも1万2000点(+600点)のツモアガリ。3本場は前局に僅差で交わした2着目の和久津からリーチ・平和・三色同順・赤の1万2000点(+900点)をアガってこれでダントツに。

 その後も積極的に加点を目指し、他家を圧倒。最後は横移動を見送ってゲームセット。あくまで王道を突き進む手順でリーチ、高打点の手をモノにしての快勝劇となった。

 インタビューでは「今日はパブリックビューイングがあったのですが、1回戦目におかぴー(岡田紗佳・連盟)が苦しい展開で、自分も途中まで何にもできず、(このままではいけないと)ドキドキしていました。トップが獲れてよかったです」と笑顔。今期から参戦の内川は序盤にマイナスが続き苦しむも、ここに来て“手順マエストロ”のキャッチフレーズの通りに正確なメンゼン進行、高打点のアガリを決め本領発揮。個人スコア2位の先輩・沢崎誠(連盟)に引っ張られるようにスコアもプラス域としている。

 王子が剣を振るうがごとく、4連続アガリで大きなトップを獲得した内川。最後は「恥ずかしい!」と照れながらもサクラブレードを手にして決めポーズ。好プレーが見られるたびにコメント欄は「イケメン」「内川かっこいい!」の声が多数挙がった。甘いマスクの内に潜む闘争心を見せ、結果にも結び付けた。1試合目の“王女”岡田の4着によるマイナスを打ち消す、貴重な1勝となった。

“桜の王子”内川幸太郎、サクラブレード4連斬 終盤一気の逆転勝利/麻雀・Mリーグ
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【2回戦結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)6万600点/+80.6

2着 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)3万4200点/+14.2

3着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)1万2200点/▲27.8

4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)▲7000点/▲67.0

【11月10日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +186.1(26/90)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +162.1(26/90)

3位 TEAM雷電 +93.5(26/90)

4位 セガサミーフェニックス +22.0(26/90)

5位 U-NEXT Pirates ▲31.8(26/90)

6位 渋谷ABEMAS ▲62.1(26/90)

7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲149.1(26/90)

8位 赤坂ドリブンズ ▲220.7(26/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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“桜の王子”内川幸太郎、チームの危機を救う
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鈴木たろうに笑顔が戻った!
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