＜大相撲九州場所＞◇五日目◇14日◇福岡・福岡国際センター
前頭九枚目の琴奨菊（佐渡ヶ嶽）が前頭十枚目の正代（時津風）を寄り切りで下し、今場所初白星（4敗）をあげた。
若隆景（荒汐）の欠場で今場所幕内で唯一の全勝力士となった正代だが、本人は「メンタルが強い方ではない」とコメント。それに対してAbemaTVで解説を務めた元前頭・大岩戸は「若隆景の欠場はイヤだったんじゃないですかね」と、プレッシャーがかかる正代の心中を察した。
互いに九州出身の力士だけに、取組前にはコール合戦が起こったが、肝心の相撲は琴奨菊の一気の寄りに対応できず、正代は土俵を割ってしまった。
取組後、大岩戸は「若隆景欠場の影響がモロに出ましたね」とポツリ。勝因については「踏み込みが良かった。本来左四つなのに今日は右差しでいきましたね。正代はそれにびっくりしたんじゃないですかね」と、琴奨菊の作戦勝ちと分析した。
（AbemaTV／大相撲チャンネルより）
▶【映像】唯一の全勝、正代が寄り切りで敗れる（26分頃～）
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